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プロのヘアパーツモデルが感じた〈余[yo]〉の魅力|Silk Hair Parts Model Agency 代表 Manaさん
ヘアパーツモデル事務所 < Silk Hair Parts Model Agency > 所属のヘアパーツモデルの皆さんが〈余[yo]〉を使用したレポートです。はじまりは、事務所代表のManaさんが〈余[yo]〉を店頭で偶然見つけたことでした。ささやかなきっかけが<たかくら新産業>との出会いにつながり〈余[yo]〉をプロの厳しい目線で評価するレポートへとまとまりました。モデルの皆さんの感想をリアルに伝えるため、出来る限り原文に近い内容にしています。
はじまり
新宿伊勢丹のビューティーアポセカリ ーにて〈余[yo]〉シリーズを偶然目にする。海外ブランド品や煌びやかなボトルデザインがカウンターの多くを占めているなか、(こう言っては語弊がある かもしれないが)非常に地味な佇まいで売り場スペースの下の目立たないところにひっそりと陳列されていた。表示してあるのは大げさと思えるほどの大きなフォントサイズで書かれた成分。通常は裏側に小さく記載されているものだが、〈余[yo]〉はこのラベルデザインがボトルのほぼ全体を覆っている。飾り気が無くあまりにも正直すぎる製品だというのが第一印象だ。 同時に、内容に相当のこだわりと自信がないとこのような製品は作れないだろうと思った。
たかくら社ヘ
興味をもった私は早速、総販売元である<たかくら新産業>に問い合わせ、少量のサンプル品を購入できないか相談した。初見の商品はどのような物でも、必ず少量サンプルから使用し、髪や頭皮との相性を確かめてから、と決めている。数日後、経営企画室の塚越さんより購入可能との返信があり、西麻布の本社に訪問することとなった。高倉健社長にお会いすることもでき、4年に渡る製品開発のストーリーを聞かせていただいた。
製品の背景を知る
たかくら製品開発の発端は、乳がんを患われたご家族のため「本当に安全で安心できるプレミアムなものを」と考えたことだ。経皮吸収率が高い頭皮ケアこそ、オーガニックであるべきだという思いから〈余[yo]〉の他にも歯磨き粉やデオドラント、デリケートゾーン商品などをオリジナルで生産している。大切な家族を思って開発した商品となれば、本当に良いものであることは間違いないだろう。高倉社長は世界各地へ出向いて原材料から厳選する。〈余[yo]〉のボトルは成分の安定性が高く環境にも配慮したトライタンが使用されている。身体のこと、そして環境のことと細部にまで徹底してこだわり抜いたこの“作品”に、私は感銘を受けた。このようなヘアケア製品は、これまで見たこともない。
毛髪診断士®として試してみることに
今回、少量を購入するつもりで出向いたが、高倉社長から「髪のプロの方に着目していただいたことは非常に嬉しいので、是非使ってみて欲しい。」と仰っていただき、有難くも〈余[yo]〉シリーズを提供していただいた。以下は2週間使ってみた、私の偽りのない正直な感想である。
Mana 毛髪 データ
髪質
直⽑、太毛、柔らかい
髪の⻑さ
80cm
髪の状態
・カラーリングの経験なし
・頭頂部から中間部までバージン毛
・中間部から毛先まで矯正毛
・40 歳で白髪ゼロの黒髪を維持
髪の悩み
乾燥しやすい
〈余[yo]〉を試す条件を決める
ヘアケア〈余[yo]〉を実際に使用する際、次の条件3点を設定した。試用期間は2週間。
① 〈余[yo]〉の効果効能や、製品別の差異を最大限に感じられるよう、食事、睡眠、ヘアドライ方法などのその他の条件を、全て同一にするよう努めた。
② アウトバストリートメントの使用を、一切禁止した。ただし、ヘアドライ後に椿オイルを2滴毛先中心に使用した。
③ トリートメントは頭皮からの塗布が可能であるため、スカルプエッセンスの使用を一切禁止した。
試した製品
① 余白1 シャンプー素髪感
② 余白2 シャンプー潤い感
③ 余韻1 トリートメント浸透感
④ 余韻2 トリートメント濃厚感
余白2シャンプーと、余韻1トリートメントを試す
余白2潤い感シャンプー 考察
柔らかくきめの細かい泡立ちでキューティクルを摩擦せずに洗えるシャンプーである。主剤にベタイン系、助剤にグルタミン酸系という組み合わせからも、頭皮や髪、さらに環境にも配慮した成分であることがうかがえる。個人的に着目した成分は保湿成分として配合されている「センブリエキス」と「トウキ根エキス」。これは育毛剤にも配合されている育毛効果のある有効成分でもある。この効果を存分に味わうためにも、シャンプー時は頭皮マッサージを取り入れながら1分ほど放置しておくという使い方をした。
余白2 感想
泡の水切れはよく流しやすい。ノンシリコンシャンプーは濯いだあと軋みやすいのが難点だが、余白2にはそれがない。シャンプー後の指通りもよく“洗い過ぎずにしっかり洗えるシャンプー”という印象だ。洗い上がりの頭皮はツッパリ感もなく、潤いがしっかり保持されているのが実感できた。香りは柑橘系である。合成香料が入っているものを使い慣れている人は物足りないくらいの仄かな香りだが、体に負担のない成分を目指すとなればこれは当然の結果であると考える。慣れてくると合成香料では強すぎると感じるだろう。
余韻1浸透感トリートメント 考察
トリートメントは頭皮から塗布が可能。通常は中間部から毛先に塗布するのが一般的だが余韻1はシリコン系ポリマーや石油系原料の柔軟剤不使用、オーガニックのエッセンシャルオイルを保湿成分として使用しているため、それが可能。むしろ、頭皮から塗布することで潤いが保持できる点が魅力的である。
余韻1 感想
テクスチャーはとても瑞々しく極端な言い方かもしれないが濃厚な化粧水(乳液?)に近いような感覚があり、今まで使ったことのないタイプのものであった。流したあとのヌル付きは全くない。これまでのルーティンでは洗髪のあとに体を洗っていたが、試しに体を洗った後に洗髪しても洗い流したあとの背中に全く違和感がなかった。最初の2日間はトリートメントの塗布量がやや少なかったのか、ドライ後の髪の絡み、もつれが気になった。3日目からは塗布量を増やすことで解決した。
余韻2トリートメントを試す
余韻2濃厚感トリートメント 考察
余韻1トリートメントでも効果は十分であったが、試しに余韻2を併用した。成分の違いは保湿力の高さでお馴染みの「コメヌカ油」と「シア脂」。ダメージ毛やパサつき、髪の水分不足が気になる場合は併用を推奨する。
余韻2 感想
私のような健康毛では正直なところ大きな違いは感じられなかった。後半では余韻1をやめ、余韻2のみを使用した。余韻1の仕上がりがサラサラであるのに対し、余韻2はしっとりと重みのある仕上がりになった。乾燥が気になる冬の季節は余韻2のみの使用で十分ではないか。夏場など暑い季節や湿気の多い季節は余韻1に切り替えてもいいだろう。
余白1素髪感シャンプーを試す
シャンプーを余白1に切り替えた。使用している界面活性剤は同じであるが、こちらはラウロイルグルタミン酸Na不使用。余白2に比べ、使用薬剤が4種類少ない処方となっているが、十分に効果は感じられる。健康毛の人であれば、余白1で何も問題はないだろう。個人的には、艶感やボリュームアップといったエイジングケアの観点にも、より配慮している余白2を選びたいと思う。
〈余[yo]〉の効果
試用した感想
2週間使ってみて、髪が本来のナチュラルな状態に徐々に戻ってきていることが体感できた。天然由来のシンプルで無駄のない成分と、体内から分泌される皮脂とがうまく相乗効果をあらわし、頭皮&髪ともに潤い、冬にありがちな乾燥や静電気とも無縁であった。
ヘッドスパで頭皮状態チェック
〈余[yo]〉の効果を疑っていたわけではないのだが、埼玉県の浦和市にあるヘッドスパに行った。使用後2週間が経ち、目には見えない部分(=でもヘアケアの要である部分)が実際どうなっているのか確認したかったからだ。そのスパは頭皮ケアを得意としているスパニストで以前から注目しており、一度施術を受けてみたいと思っていた。
スキャルプスコープで頭皮を観察してみると頭皮は青白く潤った状態で、頭頂部、側頭部いずれも毛穴の汚れもなく理想的なコンディションであることが確認できた。後頭部には若干の毛穴詰まりがあったが、シャンプーを切り替えたばかりということと、自分の体調のこともあり、特段問題視はしていない。使っていくうちに徐々に解決できると思っている。
正直に言うと〈余[yo]〉を使い始めた当初は、洗髪後の頭皮エッセンスを使わないことで乾燥肌を招かないか不安であったのだが、実際の効果については結果が全てを物語っていた。
総評
〈余[yo]〉ははっきり言って即効性がない。それは決してデメリットではない。無駄な添加物をそぎ落としたオーガニック成分だからこそ、偽りなく素直に正直に語るシャンプーなのだ。ただし、時間をかけて確かに効果を発揮していく。形式美ではなく、本質美を追求する、そんなシャンプーであると考えている。
〈余[yo]〉のユーザー層は幅広く、子供からお年寄りまで全世代に使えると思う。〈余[yo]〉が向かないユーザー層を挙げるとすれば、ブリーチやカラーを繰り返しているハイダメージ毛ではないだろうか。ただし、ある程度ケミカルケアを行い髪の体力が回復すれば〈余[yo]〉にシフトすることも可能だと考えている。
私の髪は、今も〈余[yo]〉によって発展途上段階だと感じている。これからも引き続き使い、変化を楽しんでいくつもりだ。
〈余[yo]〉について
「洗う」を超えて「整える」へ、「日本人に合う」の原理を突き詰め置かれた場所の空気も変える。
シャンプー「余白」とトリートメント「余韻」は、人工的な香りや艶を加えるのではなく、髪の土壌である頭皮のことを最初に考え、本来は必要のない要素を削ぎ落としました。
強くて早い効果ではなく、じんわり優しく染み込んで、いつかあなたと髪と生活を整えること。
それが余[yo]の想いです。
プロフィール
Silk Hair Parts Model Agency/シルクヘアパーツモデルエージェンシー
代表 Mana 鈴木真奈
日本初の毛髪診断士®︎の資格をもつ、髪専門のヘアパーツモデル。ヘアケア商品の監修やモデルの育成も行う。ピアノ/フルート/ジャズボーカル/筋トレが趣味。
「私が考える美髪とは、内側から溢れ出る本物のビューティーヘアのこと 。 艶とハリがあり、切れない、抜けない、引っかからない、シルクのような髪です。美髪に必要なことは、1.日頃のホームケア、2.食事管理、3.運動、4.睡眠、5.ストレス対策、6.一流の美容師さんを見つけること です。」
Silk Hair Parts Model Agency/シルクヘアパーツモデルエージェンシー
毛髪診断士®︎の資格を保持するヘアパーツモデルであるManaさんが代表である日本で唯一のヘアパーツモデル専門事務所。髪の美しさにこだわっているモデルが数多く在籍しています。ヘアパーツモデルにとって髪は命。全員が美容賢者として、理想的な髪の獲得に日々努力を重ねています。
https://silkhairpartsmodel.com/
Silk Hair Parts Model Agency所属
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