
“たかくらとくらす”が定期コース販売をする理由“たかくらとくらす”では、一部商品にて定期コースをご用意しています。 有機野菜や果物の栄養を凝縮した植物…

勉強を頑張っているのに、途中で眠くなってしまう。
甘いものを頻繁に欲しがる。
集中力が続かない、イライラしやすい。
お子さんを見ていて、そんな様子が気になったことはありませんか?
実はこれらの状態は、「やる気がない」「意志が弱い」のではなく、血糖値の乱れが関係している可能性があります。

受験を一言で表すなら、「脳の長距離レース」です。
長時間にわたって集中し、考え続け、記憶し続ける。
そのすべてのエネルギー源が糖(ブドウ糖)です。
脳はとても正直で、エネルギーが安定して供給されているときは高いパフォーマンスを発揮できます。しかし供給が乱れると、すぐにそのサインが出てきます。
眠気、集中力の低下、イライラ・・・それは脳からのSOSです。血糖値を安定させることは、受験期の集中力を守る土台になります。

糖(ブドウ糖)は脳にとって欠かせない燃料です。 「糖を控えなければ」と思う必要はありません。 大切なのは、糖を「ゆるやかに上げて、安定させる」ことです。
食事をすると血糖値は自然に上がります。これは正常な反応です。 問題になるのは、血糖値が急激に上がり、急激に下がること。これを「血糖値スパイク」といいます。

甘い飲みものや菓子パン、精製された糖質などを摂ると、血糖値が一気に急上昇します。するとインスリンというホルモンが大量に分泌され、今度は血糖値が急激に下がります。
この「急上昇 → 急降下」の波を、血糖値スパイクと呼びます。
「スパイク」とは、サッカースパイクの突起のように鋭くとがった形のこと。
グラフで見ると、血糖値が一気に駆け上がりそのまま急降下する——まさにジェットコースターのような乱高下です。この急激な変動こそが、脳と体に大きな負担をかける正体です。
血糖値が急激に下がると、体はエネルギー不足を感じて次のような状態を引き起こします。
・強い眠気
・集中力・判断力の低下
・イライラや気分の落ち込み
・甘いものをまた食べたくなる衝動
「勉強中に眠くなる」「また甘いものを食べたがる」「集中力が続かない」——冒頭でご紹介したお子さんの様子、実はこの血糖値スパイクが起きているサインかもしれません。

清涼飲料水・スポーツドリンク・菓子パン・ゼリーやグミ・アイスクリーム・ドレッシングなど、多くの加工食品に使われている甘味料が「果糖ブドウ糖液糖」や「ブドウ糖果糖液糖」です。
体内での吸収が非常に速く、血糖値を急激に上昇させやすい特徴があります。特に液体(飲みもの)に含まれる場合はさらに吸収が速く、血糖値スパイクを起こしやすくなります。
食品表示を見て、原材料の欄に「果糖ブドウ糖液糖」「ブドウ糖果糖液糖」の表記がないか確認してみてください。集中したい時間帯には、特に避けておきたい食べ物・飲み物の目安です。
【トピック⑤:おやつー血糖値を上げやすいお菓子に気をつけよう】で詳しくお伝えします。※coming soon

受験において、保護者ができる直接的なサポートには限りがあります。 勉強を代わりにしてあげることはできません。 模試を代わりに受けることもできません。
でも、毎日の食卓を整えることはできます。
血糖値を安定させる食事は、特別なことではありません。 いつもの食事に少し工夫を加えるだけで、子どもの集中力と体調を守ることができます。
「何を食べるか」が「どれだけ集中できるか」に直結しています。。
次のトピックでは、血糖値を安定させるための具体的な食事のコツをお伝えします。
親子で意識したいおすすめポイント!
「今日のおやつ、何を食べた?」と夕食後にひとこと聞いてみましょう。
答えを責めるのではなく、「次は何を食べようか」と一緒に考えるだけで、子どもの食への意識が少しずつ変わっていきます。
この記事を書いた人

井上 智美
管理栄養士・分子栄養学アドバイザー
受講者のべ1万人以上。栄養学・分子栄養学の知見をもとに、成長期の子どもの食と集中力について伝えています。「毎日の食卓が、わが子の力を引き出す」をテーマに、ご家庭で実践できるノウハウをお届けします。

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