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コラム

④補食ー塾前の軽食、何を食べさせる?

④補食ー塾前の軽食、何を食べさせる?

朝食をしっかり食べていても、塾や長時間の勉強がある日は食事と食事の間が長くなりがちです。間隔が空くほど血糖値は下がりやすくなり、集中力や気力が落ちてきます。

そこで大切なのが「補食」です。 食事の合間に補食を取り入れることで、学習に必要なエネルギーを安定して供給でき、受験期の集中力を支える重要なポイントになります。


補食選びの基本:「炭水化物+たんぱく質」の組み合わせ

補食を選ぶときの基本は、シンプルです。

炭水化物+たんぱく質を組み合わせること。

炭水化物だけだと血糖値が急上昇しやすくなります。たんぱく質を一緒にとることで、消化・吸収のスピードがゆるやかになり、血糖値の上昇が穏やかになります。エネルギーが長続きし、塾や勉強の間も集中力が持続しやすくなります。


おすすめの補食リスト

血糖値が急激に上がりにくく、エネルギーが持続しやすいものを選びましょう。

主食系(炭水化物)
●おにぎり(鮭・ツナ・炒り卵入りなど、たんぱく質が入る具がおすすめ)
●さつまいも(食物繊維が豊富で、血糖値の上昇がゆるやか)

たんぱく質系
●ゆで卵
●チーズ
●無糖ヨーグルト(+フルーツ)

プラスひとつ
●味噌汁(具だくさんなら栄養補給にもなる)
●はちみつ(少量をヨーグルトや飲みものに加えて)

これらを組み合わせることで、血糖値が安定しやすくなります。

生活パターン別の補食例

塾のある日のスケジュールは家庭によって大きく2つに分かれます。それぞれのパターンに合わせた補食の考え方をご紹介します。

パターン①「下校後に補食 → 塾 → 帰宅後に夕食」
塾の前にエネルギーを補給しておくことが大切です。塾の間は勉強に集中できるよう、血糖値を安定させるための組み合わせがポイントです。

おすすめの組み合わせ:
●おにぎり+ゆで卵
●おにぎり+味噌汁(時間があれば)
●さつまいも+ヨーグルト


食べるタイミングは、塾に出発する30〜60分前が理想です。
※食後血糖値の上昇を防ぐ対策として、塾までの徒歩・階段の上り降りや自転車の利用は効果的との見解もあります。

パターン②「お弁当持参で塾 → 帰宅後に軽く補食」


夜遅い帰宅になる場合は、消化への負担を最優先に考えます。しっかり食べるよりも「軽めに整える」イメージで選びましょう。

帰宅後のおすすめ組み合わせ:
●温かい味噌汁やスープ+少量のおにぎり
●ゆで卵+ヨーグルト
●はちみつを少し加えた温かい飲みもの

夜遅い時間に多く食べると睡眠の質が下がります。量は少なめを意識してください。

コンビニで揃える場合

時間がないときや手作りが難しい日は、コンビニでも十分整えられます。

定番の3点セット:おにぎり+ゆで卵+味噌汁

この組み合わせだけで、炭水化物・たんぱく質・発酵食品が揃います。コンビニの活用術は[トピック⑧:コンビニ食を味方につける — 選び方と組み合わせのコツ]でも詳しくご紹介します。


親子で意識したいおすすめポイント!
今週の塾の日、補食をおにぎり+ゆで卵に替えてみましょう。
「塾の後に集中できた」「眠くならなかった」という変化を、お子さんと一緒に確かめてみてください。
小さな気づきが、食への興味につながります。


この記事を書いた人

井上 智美
管理栄養士・分子栄養学アドバイザー

受講者のべ1万人以上。栄養学・分子栄養学の知見をもとに、成長期の子どもの食と集中力について伝えています。「毎日の食卓が、わが子の力を引き出す」をテーマに、ご家庭で実践できるノウハウをお届けします。

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