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【動画付き】はじめてみよう。おうちで愛猫のシャンプー~上級編~
シリーズでお届けしております、はじめてみよう!新常識の「猫シャンプー」。いよいよシャンプー、コンディショナーを使用したお手入れ方法をご紹介します!
シャンプー前のお手入れ
爪切り
① 猫を後ろから抱きかかえる。
② 猫の指を軽く押し、引っ込んでいる爪を出す。
③ 爪から透けて見える血管の手前を猫用の爪切りで切る。
※難しいようでしたら、とがっている部分のみを切り落としてあげて下さい。
耳掃除
① 猫の耳をキズつけないよう綿棒にコットンシートを巻き、厚く大きくする。
② 綿棒にイヤークリーンウォーターをたっぷり含ませる。
③ 耳の裏側や周りから拭いていく。
④ 耳の中は溝に沿って拭いていく。
※見えるところまで拭ければ問題ありません。
ブラッシングをしながらスタッドテイルなどの毛穴詰まりをチェック
体を濡らす前に猫の毛についたほこりやフケ、毛玉を取り除きましょう。特に毛玉は水分を含むと硬くなり取りにくくなります。また、脂の分泌が多い雄猫などは毛穴つまりをしている場合があります。
特にシッポの毛穴は詰まりやすく、「スタッドテイル」と言って毛が薄くなりハゲてしまう場合があります。シッポの他には顎なども毛穴が詰まりやすくなっています。
シャンプー、コンディショナーの希釈
クレンジングシャンプー、ベーシックシャンプー、コンディショナー共にすべて3倍に希釈してください。
シャンプー、コンディショナーをしよう
猫の汚れをしっかり洗い流す為には、基本的には2回シャンプーをし、仕上げにコンディショナーを使用してあげて下さい。お湯の温度は35℃~37℃で、バスタブを使用する場合はのぼせないように低めの温度に設定してあげて下さい。
必ず手を猫に添え、離さないよう行ってください。強く押さえつけるとその分強く反抗してくる可能性があります。「保定」ではなく「支える」といった気持ちで行ってください。
スタンダード ケア シャンプーの使い方
猫特有のベタ付きや部分汚れをすっきりキレイに落とします。
① バスタブにお湯をためておき、希釈したクレンジングシャンプーを入れ、手で泡立てる。
② スタッドテイルやあごに毛穴詰まりがある子などはクレンジングシャンプー原液を揉みこんでおく。
③ 猫をおしりからゆっくりバスタブに入れ、ためているお湯を体全体にかけ、しっかりと濡らし一度お湯を捨てる。
④ 希釈したクレンジングシャンプーを体全体にかけ、手やラバーブラシで泡立てて洗う。
⑤ シッポや手足などは自身の手で揉みこむように洗ってあげる。
⑥ 顔は小さく柔らかいスポンジを使用し優しくふきとるように洗う。
⑦ 蛇口からお湯をバスタブに流し入れ、お湯をすくいかけて軽く洗い流す。
モア グロッシィ シャンプーの使い方
全体をすっきり洗浄しながら、潤いやツヤ感をアップします。
① バスタブにお湯をためておき希釈したベーシックシャンプーを入れ、手で泡立てる。
② 希釈したベーシックシャンプーを体全体にかけ、手の平で優しく洗い上げる。
③ クレンジングシャンプーの時と同じくスポンジで顔を洗い上げすすぐ。
④ ベーシックシャンプーのすすぎはしっかりときゅっきゅとなるまで洗い流す。
コンディショナーの使い方
被毛のダメージを修復し、ふんわり・サラサラの仕上げます。
① バスタブにお湯をため、希釈したコンディショナーを入れる。
② コンディショナー風呂に猫を漬け込むようなイメージで全身にしみこませる。
③ バスタブの中に流水を入れながらすすいであげる。
④ コンディショナーは洗い流しすぎないことがポイント。
シャンプー後のお手入れ
タオルドライ
バスタブからお湯を抜きながら、素早く体をタオルで覆います。この際にドライヤーをあてる時間を極力少なくできるよう、また、猫がなるべく安心するよう、吸水力の高く体が覆える大き目なタオルを選んであげることをオススメします。
アイケアと耳のふき取り
① 猫を膝の上にのせる。
② コットンシートを使用し、お湯やシャンプーが入った目の洗浄や目周りの掃除を行う。
③ 耳掃除の際に作ったように綿棒にコットンシートを巻き付け厚くしたもので耳の中もふき取る。
① 猫を膝の上に置き、猫の体を自分の体で受け止めるように抱き、ドライヤーをあてる。
② ドライヤーの位置は固定し、猫の毛に当たる風の位置を変える場合は、自分が動くようにする。
③ 根元からしっかりと風をあてて、コーミングをしながらくまなく乾かす。
④全体的に被毛が乾いたらグルーミングスプレーを猫のおしりからふんわりふきかける。被毛の保護になりキレイが長続きします。
お手入れ方法の動画はこちら
成猫のお手入れ方法
子猫のお手入れ方法
まとめ
猫のシャンプーは、とにかく「怖がらせない」「嫌がらせない」「動かさない」がとても大切です。その為にこちらがあまり意気込まず、どことなく一緒に遊んでいるような雰囲気作りをしてあげて下さい。そして必ず猫のどこかに触れている事、猫に動くすきを与えないこともポイントになります。
全3回にわけてご紹介致しました、新常識の「猫シャンプー」シリーズはいかがでしたでしょうか?
楽しく、少しずつ、できるところまで・・・。安心安全なアイテムで毎日一緒に過ごしている愛猫の体を清潔に保つ習慣をつけていってあげてくださいね!
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