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受験勉強をしていると、子どもたちの自己肯定感はどうしても下がってきます。
模試の結果や偏差値に一喜一憂し、自信を失うことも増えてきます。
だからこそ、意識して褒める機会を作ることが大切です。
ただ、実際には褒めるのもなかなか難しいんですよね。
無理に褒めようとすると、どうしてもわざとらしくなってしまいます。
そこで私がおすすめしたいのが、親自身の悩みを子どもに相談してみることです。
もちろん、
「あなたの成績が心配で悩んでいる」
とか、
「学費が大変で困っている」
という話ではありません。
例えば、
「仕事で新しいプロジェクトを任されたんだけど、なかなかうまくいかなくてね」
とか、
「最近ちょっと元気が出なくて、頑張ろうと思っても気持ちが乗らないんだよね」
そんな話です。
そして、
「あなたならどう思う?」
と聞いてみてください。
これには二つの意味があります。
一つは、子どもが意見を言ってくれた時に、
「すごいね」
「大人になったね」
と自然に褒められること。
もう一つは、受験のことばかり考えている頭を、一度受験から離してあげることです。
実際に私も息子に仕事の相談をしたことがあります。
すると、
「お父さん、それ社員さんたちとちゃんと話してるの?」
と言われてしまいました(笑)。
思わず、
「なるほど、ありがとう」
と言いました。
そんなやり取りの中で、
「あれ、こんなに成長していたんだな」
と感じることもあります。
受験が近づくほど、子どもは苦しくなります。
そして苦しくなるほど、自分から話さなくなります。
だからこそ大切なのは、話を引き出すきっかけを作ることです。
自然な会話の流れの中で話を聞き、褒めてあげる。
ぜひ意識してみてください。

高倉 健
「大切な家族に、心からだいじょうぶだと思えるものを」をテーマにオーガニックコスメや食品、ペット用品などを企画・販売する(株)たかくら新産業の代表取締役。
プライベートでは一男の父親として子育てに積極的に参加。息子の中学受験で出会ったカリスマ家庭教師安浪京子先生と共に、中学受験に挑む親子をサポートするためのイベント『中学受験おやこコンパス』を主催・プロデュースしている。