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コラム

(3)子どもの自己肯定感を守る

(3)子どもの自己肯定感を守る

「褒めるきっかけを作る」

受験勉強をしていると、子どもたちの自己肯定感はどうしても下がってきます。

模試の結果や偏差値に一喜一憂し、自信を失うことも増えてきます。
だからこそ、意識して褒める機会を作ることが大切です。

ただ、実際には褒めるのもなかなか難しいんですよね。
無理に褒めようとすると、どうしてもわざとらしくなってしまいます。

そこで私がおすすめしたいのが、親自身の悩みを子どもに相談してみることです。

もちろん、
「あなたの成績が心配で悩んでいる」
とか、
「学費が大変で困っている」
という話ではありません。

例えば、
「仕事で新しいプロジェクトを任されたんだけど、なかなかうまくいかなくてね」
とか、
「最近ちょっと元気が出なくて、頑張ろうと思っても気持ちが乗らないんだよね」
そんな話です。

そして、
「あなたならどう思う?」
と聞いてみてください。

これには二つの意味があります。

一つは、子どもが意見を言ってくれた時に、
「すごいね」
「大人になったね」
と自然に褒められること。

もう一つは、受験のことばかり考えている頭を、一度受験から離してあげることです。

実際に私も息子に仕事の相談をしたことがあります。
すると、
「お父さん、それ社員さんたちとちゃんと話してるの?」
と言われてしまいました(笑)。

思わず、
「なるほど、ありがとう」
と言いました。

そんなやり取りの中で、
「あれ、こんなに成長していたんだな」
と感じることもあります。

受験が近づくほど、子どもは苦しくなります。
そして苦しくなるほど、自分から話さなくなります。

だからこそ大切なのは、話を引き出すきっかけを作ることです。

自然な会話の流れの中で話を聞き、褒めてあげる。
ぜひ意識してみてください。

高倉 健
「大切な家族に、心からだいじょうぶだと思えるものを」をテーマにオーガニックコスメや食品、ペット用品などを企画・販売する(株)たかくら新産業の代表取締役。

プライベートでは一男の父親として子育てに積極的に参加。息子の中学受験で出会ったカリスマ家庭教師安浪京子先生と共に、中学受験に挑む親子をサポートするためのイベント『中学受験おやこコンパス』を主催・プロデュースしている。