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コラム

⑩今日からできることチェックリスト — 受験生の食と生活

⑩今日からできることチェックリスト — 受験生の食と生活

このシリーズでは、受験期の子どものコンディションを食事と生活習慣から整えるためのポイントをお伝えしてきました。

「全部やらなきゃ」と思う必要はありません。 このチェックリストを見て、まず「できている項目」にチェック印をつけてみてください。 すでに頑張っていることが見えてきます。その上で「次のひとつ」を選び取り入れることがおすすめです。


食事の基本

□朝食を毎日食べている
□朝食に炭水化物だけでなく、たんぱく質(卵・納豆・チーズなど)を足している
□食べる順番を意識している(野菜・たんぱく質を先に、ごはんは後から)
□清涼飲料水・菓子パンを日常的に摂らないようにしている
□夕食は腹八分目を意識している
□毎食「たんぱく質が入っているか」を確認する習慣がある

補食・おやつ

□塾の前の補食に「おにぎり+ゆで卵」など炭水化物+たんぱく質の組み合わせを取り入れている
□おやつに甘いものだけでなく、ナッツ・さつまいも・チーズなどを選ぶことがある
□補食のタイミングを意識している(塾の30〜60分前 / 帰宅後は軽めに)
□甘いものを食べるときはたんぱく質と組み合わせるようにしている

水分補給

□勉強中の飲みものを水・麦茶などノンカフェインにしている
□喉が渇く前にこまめに水分を摂っている
□机の上に水や麦茶を置いて、自然に飲める環境を作っている
□果糖ブドウ糖液糖を含む飲みものを控えている

夜ごはん・食卓

□夕食の食卓で、成績や勉強の話題を避けてリラックスした雰囲気にしている
□帰りが遅い日は、軽めの補食(味噌汁・おにぎり・ゆで卵など)にとどめている
□夜ごはんに発酵食品(味噌汁・納豆・ヨーグルトなど)をひとつは添えている
□食後すぐに勉強を再開せず、10〜15分休憩を挟んでいる

生活習慣

□就寝1時間前にはスマホ・タブレットの画面を見るのを控えている
□毎日なるべく同じ時間に寝る習慣がある
□ぬるめのお湯(38〜40度)でゆっくり入浴している
□9〜10時間程度の睡眠時間を確保できている

コンビニ活用

□コンビニでは「おにぎり+ゆで卵+味噌汁」などの、主食(炭水化物)+主菜(たんぱく質)+副菜・汁もの(ビタミン・ミネラル・発酵食品)の3つを意識している。
□菓子パン・スイーツ・甘い飲みものを補食の主役にしていない
□原材料表示のスラッシュ以降(添加物)をときどき確認している
□飲みものは水・麦茶などのノンカフェイン飲料など無糖のものを基本にしている

このシリーズを通じてお伝えしたかったこと


血糖値を安定させることたんぱく質を組み合わせること腸内環境を整えること——どれも特別なことではありません。毎日の食卓に少しだけ意識を足すことで、子どもの集中力と体調は変わっていきます。

そして、何を食べるかと同じくらい大切なのが「どんな雰囲気で食べるか」です。リラックスした食卓、何気ない雑談、「今日も頑張ったね」のひとこと。それが子どもの心と体を同時に整えてくれます。

「受験は子ども一人で抱えるものではありません。」毎日の食事を整えることは、家族にできる最大のサポートのひとつです。完璧を目指さなくていい。今日できることをひとつ。その積み重ねが、長い受験期を支える土台になります。

シリーズ全記事インデックス


親子で意識したいおすすめポイント!


このチェックリストをお子さんと一緒に見てみてください。
「これはできてる!」という項目を見つけるだけでも、自信と次へのやる気につながります。
完璧を目指すより、「今週ひとつ増やせた」を積み重ねることが、長い受験期を支える一番の近道です。


この記事を書いた人

井上 智美
管理栄養士・分子栄養学アドバイザー

受講者のべ1万人以上。栄養学・分子栄養学の知見をもとに、成長期の子どもの食と集中力について伝えています。「毎日の食卓が、わが子の力を引き出す」をテーマに、ご家庭で実践できるノウハウをお届けします。

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