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インタビューコラムフェムケア

こどもの頃から習慣付けてあげたいデリケートゾーンケア。普通のソープがしみる原因は、「尿かぶれ」?!

こどもの頃から習慣付けてあげたいデリケートゾーンケア。普通のソープがしみる原因は、「尿かぶれ」?!

デリケートゾーンの洗い方、
しっかり教わったことありますか?

小さな頃に習慣付ければ、一生のカラダの知恵になる「デリケートゾーンケア」。

大人でもデリケートゾーンの洗い方は案外知らない人が多いのが実情です。

できたらいっしょにお風呂に入る未就学児〜10歳くらいまでのうちに、女の子も男の子もしっかり教えてあげましょう。

月経がはじまった女の子も、ケアの仕方を教えるチャンス!月経血によるかぶれや、トラブルが多くなる前に、母子でしっかりつたえてみませんか?

デリケートゾーン = プライベートゾーン

子どもでも小さい頃から「水着でかくれる部分と口は、プライベートゾーンだよ」という意識付けが大切です。

プライベートゾーンは、お医者さんの診察以外で、自分以外の人が許可なく触れてはいけない、触れさせてはいけない、写真や動画をとってはいけない大切な場所。

命を繋ぐことと直結している部位なので、清潔に保ち、ぶつけたりしないように注意するのはもちろん、お友達にもぶったりしては絶対してはいけない部分であることを教えてあげましょう。

意外としらない、正しいおしっこの拭き方

女の子の排尿を拭く方向は「前から後ろに」が鉄則。

できたらトイレットペーパーを何枚も重ねて、10秒ほどきちんと残尿を吸い取らせます。

ここで尿が残っていると「尿かぶれ」による炎症で、かゆみやかぶれの原因に。

ソープをつけたときひりひりするのはそのためです。

あそこの”かゆみ”や”ひりつき”の原因は、
「尿かぶれ(炎症)」だった。

尿かぶれを引き起こすのは、「尿や便などの皮膚への刺激物質」「細菌・カビ」「蒸れ」など。

デリケートゾーンの皮膚はお顔の皮膚より薄いもの。下着による摩擦も多い場所です。

かゆみやひりつきを感じたらお顔と同じように清潔を心がけ、デリケートゾーン用の保湿ソープでしっかりと尿などを落とし、年齢に合わせた保湿ケアをプラスしてみてください。

月経が始まったら・・・

月経時はナプキンによる蒸れや月経血が陰毛や皮膚に残りベタつきがち。

トイレタイムにワイプでさっとひと拭きを習慣つけましょう。ほっておくと痒みの原因になります。

拭く場合も洗い方と同じように前から後ろが原則です。

月経が始まり、オリモノシートを毎日あてている方に多い、シートかぶれによるかゆみは毎日、外性器をキレイにすることでかなり改善されていきます。

二次性徴が始まり陰毛が生えてきたら、ソープをつけて根元の肌を撫でるようにやさしく洗い、最後に手で軽く毛の流れに逆らう様にひっぱり、抜ける毛は抜きましょう。

デリケートゾーンの皮膚は敏感
弱酸性の粘膜だから、pH値が調整されたソープで

デリケートゾーンの皮膚はpH値が3.8〜4.5と弱酸性で、粘膜と皮膚が混在する敏感な場所。排泄物や汚れが混じった老廃物(恥垢)がたまりやすいためしっかりと洗う必要があります。

弱酸性の粘膜であるデリケートゾーンは、アルカリ〜中性のボディソープだと洗いすぎになり、普段皮膚を守っている常在菌まで洗い流してしまいます。

そのため、デリケートゾーンを洗う場合は、外側のみで膣内にソープをいれて洗ってはいけません。

必要な潤いはのこしたまま、清潔を保つため、デリケートゾーン専用のpH値や洗浄力が調整されたものを使いましょう。

お肌が乾くように、
デリケートゾーンの皮膚も乾く!

デリケートゾーンの皮膚もお顔の皮膚と同じように乾きます。

しかも、下着やナプキン、ライナーなどの摩擦も加わり、蒸れ、かゆみ、炎症が起こりがち。

適切な保湿をして、お肌の代謝機能を改善することがトラブルの予防になります。

さらに女性ホルモンの影響を受ける部分なので、年齢と共に乾燥がエスカレートしていきます。お顔の皮膚と同じ感覚でお手入れをしましょう。

助産師さんに聞く、デリケートゾーンのQ&A

Q.かゆみをなくすためには、
どうすればよいですか?

A. デリケートゾーンは他の部位に比べて角質が薄いので、ナプキンやライナー、下着による肌ストレスが起きやすい部位です。

肌の乾燥からくるかゆみ、ライナーなどの蒸れからくるかぶれなど原因は様々ですが、かゆみを感じたら、清潔にして、着心地のよい刺激のすくないオーガニックコットンなどの下着を身に着けることで緩和されます。

2〜3日でかゆみが治まらない場合は婦人科へ相談しましょう。

Q.デリケートゾーン用のソープでも、
子どもがひりひりすると嫌がります

A. 小さなお子さんの場合、トイレの時、自分で尿がちゃんとふき取れておらず、尿かぶれをおこしてデリケートゾーンの皮膚が炎症を起こしている場合があります。

さらに、外性器は小児期から性成熟期にかけて分泌物が多く、老廃物もたくさんでる時期です。

小さなお子さんこそ毎日お風呂で、デリケートゾーン専用ソープを使って清潔にしてあげてください。

だんだんと炎症も治まり、しみることもなくなっていきます。

2〜3日洗ってみてまだ痛がるようでしたら、一度小児科に相談してみましょう。

Q.子どもの月経が始まりました。
習慣付けたほうがいいことはありますか?

A. 月経がはじまったばかりの年頃の女の子はまだまだきちんとケアしきれないことが多いです。

まずは毎日キレイに陰部についた月経血を専用ソープで洗いながし、清潔を保つこと。

長い時間月経血で汚れたナプキンやライナーをつけ続けないこと。

タンポンなどいれたまま忘れることで、重篤な感染症になる例もあります。

まめに取り換えて、外出中はワイプなどで清潔を保つことを伝えましょう。

そして、やはり月経中はお腹を冷やさない、カラダを冷やす食べ物を食べ過ぎないことなどを習慣付けてあげるといいでしょう。

教えてくださった助産師さん

三宅はつえ 助産師

出張開業助産師 / 看護師 / 東京大学医学部非常勤講師 / 元茨城県助産師会会長。

NHK連続テレビ小説「さくら」をはじめ、多数のテレビドラマや映画、漫画の出産・助産監修も行う。

最後に

いかがでしたでしょうか。

小さな頃に習慣付ければ、一生のカラダの知恵になります。

身体の中で最も繊細で、良くない成分も身体に取り込んでしまうデリケートな部位であるからこそ、小さいうちから正しいケアの方法を教えてあげたいですね。

「正しいデリケートゾーンケアの方法を初めて知った・・・」というママさんも、今からでも遅くはありません。

ぜひお子さんと一緒に実践してみませんか。

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Pubicare organic

ピュビケアオーガニック


自分のからだと向き合い、知り、丁寧にケアすることが健康につながると考え10年以上前からオーガニックを通じて女性の健康と向き合ってた、Pubicare organic。

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