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コラムペット

愛犬、愛猫の「マダニ」「蚊」「ノミ」害虫対策。大切なペットを守るためのおさらい

愛犬、愛猫の「マダニ」「蚊」「ノミ」害虫対策。大切なペットを守るためのおさらい

毎日のお散歩や自然豊かな場所へのおでかけ。気候のよい時期は、外で過ごす時間が増えてきます。

ペットに害を及ぼす虫と遭遇する機会も増え、寄生の可能性も高まります。ペットを虫から守るには、どうしたらよいのでしょうか。

害虫を知ろう

ペットに害を及ぼす虫は主に3種類です。

「マダニ」「蚊」「ノミ」で、これらは3大害虫ともよばれています。

これらの害虫は春から秋にかけてとくに活発に活動します。まずは、それぞれの害虫の生態や特徴を知っておきましょう

マダニとは?

マダニは、一般的によく知られるダニの種類で、人間や動物を吸血し、繁殖していきます。主に人間・犬・牛・馬・ウサギなどの哺乳類の血液を栄養源とし、幼ダニや若ダニは成長のため、成ダニは産卵のために吸血します。マダニは肉眼でも確認でき、吸血前は3~4㎜程度ですが、吸血後のメスは3~4倍に肥大します。吸血前後でサイズが大きくことなり、血を吸ってからようやく気付くケースも少なくありません。

マダニの生息地

マダニは、公園、河川敷、あぜ道、山林。草むらのあるところならどこにでも潜んでおり、主に木の上から落ちてきます。犬を好んで寄生するマダニには、ツリガネチマダニやクリイロコイタマダニなどがいます。

マダニはどうやって寄生するの?

マダニは、二酸化炭素の匂いや体温、体臭などに反応して、犬だけではなく人や動物の体に飛び移り吸血します自然の多い地域に住んでおり、通常は、数匹の寄生ですが、数十匹から数百匹も寄生するケースもあります。

蚊とは?

さて、続いてはおなじみの蚊です。

実は蚊の主食は糖分で普段は花の蜜などを吸って生活しています。メスのみ産卵のための栄養源として吸血し、オスは吸血しません。メスは人や動物の吐く息や皮膚のにおい、体温を感知し、血を吸う相手を探します。そしてペットの顔まわりやお腹など、毛の薄いところを狙ってくるのです。

蚊の生息地

犬を狙ってくる蚊はアカイエカやヒトスジシマカ(ヤブ蚊)です。蚊は水のあるところに卵を産み付けますが、蚊の種類によって、その場所は異なります。そのため、幼虫(ボウフラ)の生息場所も、池や下水溝、浄化槽、水田、墓地の花立、空き缶など様々。ヒトスジシマカは、空き缶に溜まったような少量の水でも増殖できます。

蚊はどうやって寄生するの?

蚊はマダニやノミと違い個体に長く寄生し吸血をするわけではなく、吸血相手を見つけたら必要分だけ吸い上げ逃げていきます。ですが、蚊による吸血で恐いことは蚊が媒介する感染症を引き起こす事です。

ノミとは?

続いてもペットの飼い主さまならおなじみの害虫ノミです。
長く虫の話で疲れてしまうかもしれませんが、相手をすることが最善の対策になります!もう少しお付き合いくださいませ。
ノミにはネコノミとイヌノミの2種類がおり、最近では犬に寄生しているノミもほとんどが「ネコノミ」と言われ1.5mm~3.5mmほどの大きさです。

ノミの生息地

お部屋の四隅やカーペット、屋外でも草むらや砂地、公園などのドロ土など直射日光が当たらないところに多く生息しています。

ノミはどうやって寄生するの?

ノミはペットの吐く息や体温を感知し、体長の200倍以上ものジャンプ力で飛び乗り寄生します。そして毛の中にもぐりこみ、お腹など柔らかい部分を刺します。メスはペットの体のうえで血を吸い、1日に20~40個卵を産み続け、一生で約400個もの卵を産むと言われています。卵はすぐにペットから落ちて幼虫、さなぎ、成虫になり、最適な気温と湿度では約400個の卵が約週間で成虫になり、また血を吸って卵を産み・・・と、爆発的な増え方をします。

寄生されてしまったらどうなるの?!

害虫の生態がわかったところで次は吸血をされてしまった場合どんなことがおきるのか。のお話です。

マダニの場合

大量に吸血するマダニに刺されてしまった場合、貧血や唾液がアレルゲンとなって痒みなどをひき起こすアレルギー性皮膚炎、マダニの唾液中の毒性物質によって起こる神経障害などを生じる場合もあります。また、マダニが媒介する感染症もあります。紅斑熱やライム病は人畜共通感染症(ズーノージス)と言われ、脊椎動物と人との間で感染していく病気です。バベシア病やエールリヒア症などのように命を落とす危険性をもつ病気になることもあります。

蚊の場合

刺されるとまずかゆみを生じます。これは、吸血の際に血が凝固することを防止するための物質を含んだ唾液を注入され、この唾液によってアレルギー反応を起こすためです。この痒みにより皮膚が弱い犬は皮膚炎を起こす可能性もあります。しかし、蚊の被害で最も恐ろしいのは蚊に刺されることにより、感染症にかかってしまうことです。 蚊が媒介するペットの病気としてフィラリアが最も有名ですよね。体内に入ったミクロフィラリアが心臓や肺動脈で成長・寄生し、心臓や肺に大きなダメージを与えます。

ノミの場合

人、イヌ、ネコの血を吸って生活しているノミ。同じ吸血昆虫でも、蚊は産卵のためにメスだけが吸血するのに対し、ノミはメスもオスも吸血するのが特徴です。 ノミに刺されるとかゆみが激しく、水ぶくれ、かさぶた、色素沈着などが見られます。とにかくかゆくて寄生されてしまったペットたちの不快感はひとたまりもありません。

寄生を発見したら

ペットに害虫が付着してしまった時、すぐに取ってあげたくなりますが、無理に取ろうとせず、動物病院で適切な処置を受けるようにしましょう。それにより、きれいに取り除いてもらい化膿などのトラブルを回避し、駆除・対策に有効なお薬を処方してもらえます。

またシャンプーは、ついてしまったものを一時的に駆除してくれますが、すべてを駆除するのは難しく、予防には向きません。また、シャンプー回数が増えると皮膚や被毛の皮脂を奪うなどの影響を及ぼすので気をつけましょう。

対策方法

ここまで恐いお話を沢山してしまいました。ですが、しっかりと駆除し、そのうえで害虫を寄せ付けない事がペットの生活、さらには飼い主の生活を守ることが出来ます。

まずは季節問わずお散歩や屋外で過ごす際は忌避効果のある成分を含むスプレーや首輪などによって、害虫をつきにくくすることができます。

洋服を着せることも接触する確率を減らしてくれます。

また、屋外から帰ってきてお家に入る前、またはお部屋に入る前に再度忌避効果のあるスプレーなどを使用してブラッシングを行いながら全身のチェックが必要です。

とくに寄生することが多い目のふち、耳の付け根、頬、肩、前足などは注意深くチェックしましょう。猫の場合はノミは尻尾の付け根などに潜んでいます。

既に害虫が付着していると思われる場合は、駆除薬の投与が有効です。繁殖する時期は、動物病院で処方してもらい定期的に投与することもオススメです。

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※ 一般財団法人生物科学安全研究所調べ

参考文献・サイト

イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科

   

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