
今からでも遅くない!春のムズムズ対策に取り入れたい4つのこと春の訪れとともに心も弾む季節ですが、花粉症の方にとっては少し憂鬱な時期でもありますね。くしゃみ、鼻水、目…
ユーカリはオーストラリアやポルトガル、中国、スペインに生息する植物。沢山の種類があるユーカリですが、精油として用いられるもので一般的なのが、ユーカリの中でもglobulus種のものです。
ティーツリーと同様に、オーストラリアの先住民族であるアボリジニたちが葉を傷口に巻いたりするなどして、万能薬として利用してきました。
このユーカリの葉を水蒸気蒸留することでアロマテラピーなどで使用されるエッセンシャルオイル(精油)ができます。
アロマテラピーでは、すぐれた消毒作用と抗炎症作用を発揮するとされ、花粉症対策アイテムや化粧品など多岐に活用されています。
鼻が通るようなシャープな香りが特徴です。
ユーカリは、周囲の関係で圧迫感を感じたり精神的に煮詰まってしまった時に、それを開放し積極的で意欲的な気持ちを取り戻すきっかけを与えてくれます。鼻が通るようなシャープな香りで、頭を明晰にして、集中力を高める効果が期待されています。
優れた抗菌・抗炎症効果があり、鼻かぜや花粉症による鼻づまり、のどの痛みなどを気管支トラブル対策、風邪の予防などが期待されています。香りが強く、鼻の近くに塗布するとむせてしまうことがあるので、背中側からすりこむと良いとされています。
ペパーミント、ローズマリー、ティーツリーなどとブレンドしてシャンプーに加えると、ふけの予防や育毛効果が期待できます。
アロマテラピーとしてエッセンシャルオイルを使用したり、スキンケア、ヘアケアにも使用されています。
ノミやフケ防止に加え、抜け毛効果が期待されています。また、ユーカリオイルの主成分である「1,8―シネオール(別名 ユーカリプトール)」は、バクテリアや寄生虫、昆虫などに対して生育・増殖を阻止する作用があるため、殺菌・消毒・虫よけにも活用されています。
ペット用シャンプーに混ぜて使用したり、お散歩前の虫よけ対策として希釈したユーカリオイルを衣類にスプレーするなどして使用します。
・妊娠初期は使用を避ける必要があります。
・刺激が強いので乳幼児への使用を避ける必要があります。
・皮膚刺激を感じる場合があるので、敏感肌の方は注意が必要です。
・猫には有害になる場合があるので、使用はできません。
・新星出版社 和田文緒著「アロマテラピーの教科書」
・ウィキペディア「ユーカリ」