特許

フェミニン メディソープの特許取得について

フェミニン メディソープの特許取得について

女性のデリケートエリアの不快感やトラブルは、日常生活の中で多くの方が経験する身近な悩みのひとつです。とくにホルモンバランスの変化やストレス、体調のゆらぎなどが重なることで、デリケートエリアの環境が敏感になりやすく、不快感やムレ、においなどを感じやすくなる傾向があります。

なかでも妊娠期は、女性ホルモン(エストロゲン)の増加や免疫状態の変化により、デリケートエリアの状態が変化しやすく、やさしいケアが必要とされる時期です。従来のケア方法では刺激を感じることがあったり、選択肢が限られていたりする中で、安心して使えるセルフケア製品へのニーズは年々高まっています。

たかくら新産業では、こうした女性たちの声に耳を傾け、毎日の洗浄というシンプルな習慣の中で、“洗うだけで膣カンジダ症の予防ができる”処方を目指し、研究を進めてきました。中でも、植物由来の成分を主体とした独自の洗浄処方が評価され、このたびデリケートエリアの環境の健やかさに配慮した用途として、特許の取得に至りました。

たかくら新産業は、今回の特許取得を契機に、フェムテック・フェムケア市場におけるさらなる製品開発をいたします。女性のライフステージに寄り添う製品として、安心して選ばれる存在であり続けることを目指します。

モニター協力医師プロフィール
海老根 真由美(えびね まゆみ)

・白金高輪海老根ウィメンズクリニック 院長
・順天堂大学産婦人科/埼玉医科短期大学 非常勤講師
・婦人科形成外科研究会理事

特許詳細

【特許出願者および発明者】
株式会社たかくら新産業 高倉健

【特許開示番号】
第7640149号

【発明が解決しようとする課題】
カンジダ・アルビカンスに対する強い殺菌力を有し、他の常在菌に対しては影響が少なく、妊娠中の女性にも好ましく使用することができる、カンジダ・アルビカンスによって引き起こされる膣疾患の予防及び再発に効果的な洗浄剤を提供する。

【課題を解決するための手段】
洗浄剤であって、ナマコ由来のサポニンと、ベース溶剤として水と、界面活性剤と、を含み、前記洗浄剤に対する前記サポニン中のホロトキシン群の含有量が25ppm以上であり、前記界面活性剤は、ラウリン酸の誘導体であるラウリン酸系界面活性剤を含み、オレイン酸の誘導体であるオレイン酸系界面活性剤を含まない、洗浄剤。

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