成分

「抗ウイルス成分」であるLEM(シイタケ菌糸培養培地抽出物)とは

「抗ウイルス成分」であるLEM(シイタケ菌糸培養培地抽出物)とは

LEMはシイタケの菌糸体をバガスと米糠からなる固体培地で長期間培養し得られる有用なエキスを抽出したものです。

シイタケ菌糸体(微生物)の働きを利用して作られる有用な物質ということから、納豆・チーズ・ヨーグルト・味噌・醤油・お酒・乳酸飲料等と同じ醗酵食品のカテゴリーに属すると言えます。

活性成分は、水溶性リグニンと、特殊な多糖(アラビノキシログルカンと蛋白質が結合した高分子状の有機化合物)です。活性成分は長期間の固体培養中に大部分が生産されてきますが、培地を特殊な温度で処理し、さらに温水中で時間をかけてゆっくり抽出することにより菌糸細胞中に内在する酵素活性が高まり、菌糸体の自己消化が起こるとともに培地成分の部分消化が行われ、活性成分が効果的に抽出されてきます。

<抗ウイルス・免疫増強作用>

LEMは抗インフルエンザウイルスなどの研究論文の発表をしています。

論文発表

LEMのインフルエンザウイルス感染の直接作用と免疫賦活作用」 2018.5.29

学会発表

1981年 日本薬学会北陸支部会
「 椎茸菌糸体培養物の肝腫瘍形成と腹水肝癌の増殖に対する抑制効果」
  菅野他、富山医薬大(薬)、野田食菌  など